愛国心で教育問題は解決しない
愛国心だの国を愛する態度だの、そんなことを教育基本法に盛り込もうとしているのは、本当に教育問題を解決しようとしているからではない。
東京都教育委員会が教員に日の丸に向かっての起立や、君が代斉唱を強要していることに現れているように、自由主義を制限しようとしているのである。法律で、国民の自由を制限できるようにしようとしているのである。名前は自由民主党だが、現在、その名前とはまったく反対の方向に進んでいる。国民の自由は制限し、いわば、金持ちの金持ちによる金持ちのための政治と社会を実現しようとしている。金もない人が、こんな吸血鬼のような連中を支持しちゃだめだ。
愛国心教育では、少なくとも学力は上がらない。
せいぜい、吸血鬼の皆さんに従う奴隷根性が身につくだけだ。
まさに、国家の奴隷を養成しようとしている。それが教育改革とやらの正体である。そして、その国家は国民国家ではなく、巧みに、金持ちとカルト宗教集団(これも金づる)が支配しているのである。
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コメント
金持ちとカルト
さらに、愛国心というもっとも宗教的なものでもって
全部宗教、いやカルトにしてしまう・・・
自由はどこいった???
投稿: きぼう屋 | 2006年9月30日 (土) 09時00分